もう15~6年くらい前の話になりますが、とあるホームセンターでの出来事。
駐車場に車を停めるための空いたスペースを、運転席から見て右手の列に見つけました。
バックで駐車するために、少し通りすぎて停止。
ハンドルを切りながらゆっくりと後退すると、不思議な感覚がありました。
駐車スペースの奥にある、3つ並んだタイヤどめブロックの真ん中が、かわいい。
しかも、笑ってます。
?????
素数を数えて心を落ち着けて、もう一度見てみると、座り込んでる幼児でした。
バックするのをやめて、車を降りて子供のそばに寄ってみました。
2歳くらいで、着ているものから判断すると男の子っぽい。靴底が汚れてるから、もうひとりで歩けるんだろうな、と思いました。
周りの車に人が乗っている様子もなく、保護者らしき人影も見当たりませんでした。
助手席に乗っていたカノジョに子供を見張ってもらっている間に駐車を完了させ、もう一度周りを確認。やはり親御さんは見当たりません。
仕方ないので、男の子を抱きかかえて店内のサービスカウンターに連れて行きました。
店内放送をしてもらって、すぐに母親がやってきました。
見つけた場所を教えたんだけど「あー、そうなんですか。どうもすいません」って、特に驚く様子もなかった事に驚きました(^^;
あの子、元気かなぁ…。無事に成長してるかなぁ。